香川県三豊市にある七宝山の麓で、お米と葡萄の栽培を行っている生産者がいます。
名前は、ルップ・ジェロムさん。

フランス出身で、子供の頃からアニメや小説がきっかけで日本のことが大好きだったそう。15年ほど前に来日し、関西でフランス語・英語の講師や通訳として働いていていました。
その時、パティシエをしていた現在の奥樣に出会い、結婚を機に7年前奥樣の地元である香川県三豊市に住むことになりました。
現在、奥様は洋菓子と自家焙煎珈琲を提供するカフェ「カフェ パティスリー グルマンディーズ」をご両親とともに営んでいます。

IKUNAS fとルップ・ジェロムさんとの出会いは「みとよのみ」。
「みとよのみ」は、三豊市の農産物、水産物など、これから地域の魅力となっていく「三豊の実」を開発していくプロジェクトです。
▶︎「みとよのみ」についてははこちらから


今回、ルップさんに圃場を案内していただきました。
一緒に話を聞いているのは、同じく「みとよのみ」で出会った地域創生アドバイザーの畦地さんです。


なぜ、ルップさんが農業を始めたのか・・・
きっかけは、奥様のご親戚の農業の手伝いをしたこと。
ぶどうやブロッコリーの栽培を通し、「こんなにおいしいものが作れるんだ!」と農業の面白さに惹かれたそうです。
JA香川県のインターンシップ制度を活用し、現在はお米と葡萄の栽培を行っています。


就農者となって、お米の栽培からはじめたルップさん。
田んぼは、三豊平野の北側にある山々の一つ七宝山の麓にあります。訪れた7月は、青々と成長した稲が一面に。

また、ルップさんの働きぶりを見ていた地域の方から「私の農地を借りて欲しい」と言われるほど、米作りと真剣に向き合い、お米は、昔ながらのはぜかけを行う栽培方法をとっています。

こちらのお米は七宝山の恵みである美しい水で育ち、自然の力で丁寧に乾燥させたはぜかけ米。
販売したところとても好評だったそうです。

また、稲刈り・はぜかけの時期に訪れ、七宝山とはぜかけの風景を眺めたいです。

こちらは、「みとよのみ」に参加をし、
商品開発を行う中で生まれたパッケージです。
はぜかけの風景をイラストにしています。
こちらのはぜかけ米は、カフェ パティスリー
グルマンディーズで購入できます。

 

続いて、葡萄畑を案内していただきました。

葡萄の栽培は、はじめたばかり。
今年は、葡萄の木に負担を掛けないように摘果量を増やし、1割ほど葡萄を実らせています。


せっかくだからと、できている葡萄をみせてくれました。
品種は、シャインマスカット。
大粒の美しいなマスカットです。
マスカットは、見た目に加え、香りや甘みが大事。

今年は、梅雨が長く、日照不足だそうで、
「雨が多いと、葡萄の木が水を吸って、せっかく上がった糖度が下がるんです。
これから成長していく中で、日差しが戻れば」と。
自然と向き合う農業の大変さを教えていただきました。

こちらのマスカットは、フレッシュな状態で贈り物して販売を進めながら、奥様のスイーツの素材になるそうです。基本、ルップさんが栽培していきたい農作物は、奥様のお店で使えるものだそうで、奥様への想いが伝わってきました。
今後、耕作放棄地など耕し、「カフェ パティスリー グルマンディーズ」で使える栽培品目を増やしていくとのこと。

これからどんな農作物が育っていくかますます楽しみです。

カフェ パティスリー グルマンディーズ
香川県三豊市豊中町笠田笠岡1631-5
tel/fax 0875-24-8518

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今回、取材をしたきっかけは、三豊市の農産物、水産物など、これから地域の魅力となっていく「三豊の実」を開発していくプロジェクト「みとよのみ」のワークショップに参加をしたことです。
今度も引き続き、「みとよのみ」に参加している方々を取材していきます。お楽しみに!
三豊市農林水産課 みとよのみプロジェクト
詳しくは▶︎https://www.city.mitoyo.lg.jp/bunka/5704.html
Instagram▶︎https://www.instagram.com/mitoyonomi/