香川県を代表する伝統工芸である香川漆芸。

中でも伝統的技法として知られるのが、蒟醤(きんま)・存清(ぞんせい)・彫漆(ちょうしつ)という「三技法」。伝統的な手法で、いずれも厚く塗り重ねた漆の層を彫り、彫った部分やそこに埋め込んだ漆の、色の重なりや繊細な文様が特徴的です。

中国で生まれ、東南アジアなどを経て室町時代に日本に伝わったという「三技法」。
これらの国で採れる漆はやわらかく厚みが出るため、塗り重ねて彫るという技法が適していました。

対して日本で採れる漆は、薄く硬く仕上がるのが特徴。
堅牢ですが、塗り重ねてもあまり厚みが出ません。
「国産漆の表情を引きだすには、その特徴を知り、国産漆に適した技を突き詰めていかなくてはいけない」と語るのは、「和うるし工房あい」を主宰する松本和明さん。

香川県・五色台の山中で自ら漆の木を植樹し、樹液(漆)を採取し、自ら挽いた木地に塗り重ねて漆器をつくっています。

五色台産漆の漆器は、明るい色合いと透き通るような透明感が魅力です。
加えて、「和うるし工房あい」で使われる五色台産漆は「生(き)うるし」といって一切火入れをしていません。混ぜ物の一切ない、ピュアな漆だけを使っています。

13㎝欅木地溜椀は高台が付いていて少しフォーマルな印象。

12㎝の溜椀は高台がなく、和食はもちろん、洋食にも使えるオールマイティな器。
深さは高台付きの13㎝溜椀とほとんど変わらないので、汁物などにも使えます。

フリーカップは直径10㎝。
12㎝溜椀より一回り小さいサイズで、ちょっとした小鉢代わりに。
子ども用や少しだけお吸い物をいただくときの汁椀としても良さそうです。

いずれも軽くて扱いやすく、つやつやと輝きを放っています。
心なしか、さぬきののどかな好天を思い起こさせるような、明るくフレッシュな表情の漆器たちです。

毎日使うものこそ、気に入った良いものを使いたいですよね。
古くは6,000年も前の遺跡から出土したという漆器。
そもそも漆は、自然素材でありながら強いアルカリや酸にも耐えうる、とても丈夫な塗料です。

しまい込むことなく日々使いながら手入れしていけば、
長く使い続けられることができるのも漆器の魅力です。
「大切にしよう」という思いを込めて、香川県産漆の漆器をつかってみませんか。
IKUNAS WEB STOREでは、ほかに五色台産漆と岩手県・浄法寺産漆のスプーンも販売しております。

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