「他県に比べて、香川県で林業家として活躍している人は少ない」

そんな話を聞けば、「どうしても会いに行きたい」と思うのが編集者の性。
次号のIKUNASのテーマは「木のはなし」で、
その誌面をつくるには、加工の現場だけでなく、
木が切りだされる瞬間も目撃しておかねば!と思ったのです。

とはいえ、身近に林業家がいるはずもなく、
IKUNASでは何度もお世話になっている建設会社・菅組さんからご紹介いただき、
まんのう町で林業家として活躍している豊田さんの山に入らせてもらいました。

訪ねたのはまだ夏真っ盛りのとても暑い日。
山へ入るために豊田さん自ら整備した道を歩いていくと、
途中に沢があり、徐々に気温が下がるのを感じます。

「イノシシもよう出る」と笑う豊田さんの言葉にドキッとしつつ、
たどりついたのは、空に向かってまっすぐに伸びた美しいスギの森。
そこで1本の木の前に立った豊田さん。

「この辺の木は息子が生まれたころに植えたんや」と言いつつ
同行していた息子さんをちらりと見ると
おもむろに電動のこぎりの電源を入れ、斜面へと下りていきました。

すべての動きに躊躇なく、
流れるような所作で木を切り、枝を落とし、林道も整備する豊田さん。
木を切ることは、山を守ることでもある、ということを
肌で実感した一日でした。

詳しくはぜひIKUNAS vol.13にてご覧ください。

 

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