雑誌IKUNAS vol.15を制作中!

香川県のデザインの礎を築いた偉人を特集

August 12,2022

  • 雑誌IKUNAS

高級料亭で靴を探している女中に対し、成金と思しき老紳士が百円札に火をつけて
「どうだ明るくなったろう」と腕を差し出す様子。
歴史の教科書で誰もが一度は目にしたことのある、第一次世界大戦の戦争特需による成金を描いたこの風刺漫画の作者こそ、来月発行するIKUNAS最新刊で特集する香川県出身のクリエイター、和田邦坊です。

象頭山のふもと、琴平町で生まれた邦坊は、画家として、作家として、さらにはデザイナーやプロデューサー、栗林公園の民芸館館長としてなど、そのマルチな才能で、各方面に多くの功績を残しました。

今年はその邦坊没後30年。
これまでも邦坊についてのミニ特集はしてきましたが、今回は灸まん美術館の学芸員・西谷美紀さんの監修のもと、かつてないボリュームで取り上げる予定にしています。

和田邦坊の生い立ちや功績の取材はもちろん、邦坊を愛してやまない現在活躍中のクリエイターへの取材、
さらには幻のプロダクトのリバイバルプロジェクトなど今、あらためて知りたい邦坊の情報が満載です。

現在、絶賛制作中で、発売は9月末日。できあがりまで、ぜひお楽しみにしていてください!

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